家庭用・業務用空調機、冷凍機など空調冷熱機器のキーコンポーネントとなる圧縮機の機構設計、構造設計・構成要素は、シリンダやピストン、DCモーターなど。
強度計算から形状や構造、機構の設計、プロト機の試作、性能評価、改良を行い、ひとつの製品として完成させるまでを幅広く担当します。
・空調機の場合、消費電力の約8割は、圧縮機の動力。
より少ない電気で、いかに大きな仕事をさせるか。
エネルギー効率の向上は、圧縮機の分野において永遠の課題であり、さらなる高効率化、省エネ化をどう実現するか、エンジニアの力量が試されます。
◇鉄道車両にも使われています三菱電機では、圧縮機の技術をベースに鉄道車両の制動装置やドアの開閉に用いられる空気圧縮機を製品化。
空調機の分野に限らず、新たな市場の開拓にむけた開発にチャレンジする機会が広がっています。
◇メカ好きが集まる部門圧縮機設計部門は、機械イジリが好きなメンバーが多く、中には機械加工ではなかなか寸法精度が出ないからと、自ら書いた図面を元に、自分で部品加工までしてしまうメンバーもいます。