コンクリートの補強用として、土木・建築用の鉄筋材として使用される異形棒鋼(鉄筋棒)を製造販売しています。鉄筋棒の製造は電気炉で行います。電気炉の原料は鉄スクラップです。電気炉はふたのついた鍋のような形で、ふたに黒鉛で出来た太い電極が垂直に差し込まれています。電極に電流を流し、鉄スクラップを溶かします。溶けた鋼(溶鋼)は連続鋳造設備により鋼片という半製品に固められます。溶鋼は鋳型へ滝のように注がれ、その鋳型を冷却し、中で固まってきた鋼を鋳型の底から連続的に引き出し、固まった帯状の鋼片は、所定の長さに切り分けられ、ビレットと呼ばれる半製品になります。このような工程で鉄筋棒の製造に携わるお仕事です。
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