フェラーリ、ランボルギーニなどスーパーカー、レーシングカーのメンテナンス・修理エンジン、足回り、補機類、シャーシ、ボディなど全体の診断、修理、交換、調整、試走、洗浄までを行います。
基本的にメカニック一人一人の裁量に任せているので、こうしなければならないというルールは設けていません。
ですが、皆作業の一つ一つを丁寧に行っています。
例えば、夏場のオイル交換はオイルがある程度粘度を持つまで冷ましてから交換に入るため、1時間30分ほどかけて行ったり、ホイールナットを外す時にはソケットにテープを巻いて養生したりなど。
小さな工夫ですが、不思議な事にこういった丁寧な仕事をしたほうが、エンジンの調子が良くなるなんていう事はメカニックの間ではよくある話。
少しオカルトめいていますが、それほど繊細な車なんです。
整備を行うのは基本平日が中心。
オーナー様たちが週末にドライブできるように段取りをくみます。
平日は忙しい方が多いので、整備工場内にお見えになるケースは多くなく、整備の状況をお伝えするのは電話での連絡が中心となります。
週末には引き取りに来店されたオーナー様と直接会話し、整備や修理の内容をお伝えします。
好きな車の話でとても盛り上がる事もあります。
長く担当していると、「もう信頼して任せてるから」とオーナー様に認められる事も。
そうなれば一人前です。