乗用車向けタイヤの製造オペレーター新城工場で、「ADVAN」「Blu Earth」をはじめとしたタイヤの製造に携わっていただきます。
タイヤ製造のいずれかの工程で、主に工作機械・産業機械のオペレーション(操作)を覚え、各種加工業務に携わっていただきます。
【タイヤができるまでの流れ】
◇混合工程(種々の原材料を混合する工程):天然ゴムや硫黄などの原料や配合剤を混合。
ミキサーに原料を投入し、練り上げられたロールは次の工程へと運ばれます。
▼◇材料加工工程(タイヤの各パーツをつくる工程):タイヤの骨格となるカーカス部、これを補強するベルト、タイヤとホイールの嵌合部となるビード部など、タイヤを構成する各バーツを別々に加工します。
▼◇成形工程(各パーツをタイヤの形に組み上げる工程):できあがった各パーツを成形機で、1本のタイヤに組み上げます。
成形されたタイヤの原型は、グリーンタイヤ(生タイヤ)と呼ばれます。
▼◇加硫工程(加熱・加圧し、ゴムの弾力性を確保する工程):グリーンタイヤを金型に入れ、ゴム風船状の圧縮装置を使って高温・高圧の蒸気で押し付けることで、分子が結合し、ゴムに弾力性と耐久性が生まれます。
加硫によってタイヤの最終的な形状が作られ、金型からタイヤが出てきたら、新しいタイヤの完成です!
▼◇検査工程(最終的なチェック工程):複数の専用検査機器によるタイヤバランスなどの厳しいチェックに加え、検査員が一本一本のタイヤを自分の目と手で確認しています。
厳しいチェックをパスしたタイヤだけが市場へと送られます。
※新城工場では、設備の増強、多品種生産への対応を実施し、
現在では1日に約5万本のタイヤを生産しています。
最先端設備が導入されており、安全で高品質な製品を世の中にお届けしています。
正確性が求められる仕事ですので、地道で確実な作業が大切です。