大手メーカーの製品開発に使われる検査用歯車(マスターギア)を、専用の機械を操作して加工する仕事です。
当社が手がけるのは、飛行機・自動車・産業機械などの新製品開発時に使われる検査用の歯車。
量産品ではなく、大手メーカーの開発技術者からいただいた設計図をもとに、一つひとつ精度の高い歯車をオーダーメイドで仕上げています。
入社後はまず先輩のアシスタントをしながら、仕事の流れを覚えることからスタート。
慣れてきたら適性に応じて下記いずれかの工程をお任せします。
《歯車加工の流れ》
▼フライス・NC加工鉄の塊から歯車の形をおおまかに切り出す荒加工
▼研磨機械で外形を磨いて整えます。
数ミクロンの差が品質を左右する難しい工程
▼歯研磨刃の表面を磨いて理想の形状に仕上げます。
低騒音や高耐久性などの決め手となる最も難しい工程
【高品質な歯車を探究】
歯車の品質を左右するのは、何といっても職人の腕と勘。
技を磨き、世界に通用する製品を作りあげる。
そんな大きなやりがいと誇りを感じられます。
設備投資に力を入れ、世界基準のモノづくりを可能に!工場には大手メーカー並みの設備機械を完備。
焼き入れ以外の工程は全て自社で仕上げられるよう、充実した加工体制を整えています。
中には戦前の珍しい機械から、日本に数台しかない世界最先端の特殊機械も保有。
大手メーカーの技術者が当工場に見学に来ることもあります。
誇りを持って働ける環境です。