CAMを使った加工データの作成、機械加工、金型の組立を行います。
■基本的な仕事の流れ(1)お客様から依頼を受けた設計データをCAMを使って変換し、
加工用のデータを作ります。
▼(2)その加工用データを使って、マシニングセンタなどの工作機械を使い、
金型の部品を加工します。
※材料を準備し、加工するための刃具をセットして、
加工用のデータを入力。
後は、工作機械が自動的に加工してくれます。
一人が2台程度のマシニングセンタを担当し、
完成した部品のサイズ等を測定したり、
トラブルが発生した時の対応を行います。
帰る時に材料と刃具をセットし、
翌朝出社した時に、加工が終わった部品の確認をします。
▼(3)加工したパーツを組み合わせて、金型として完成させます。
※まず、工場内の清掃や材料の準備など、あなたにできることから始めていただき、
先輩に聞きながら、工作機械の操作方法などを学んでください。
まったくの未経験からのスタートでも、早い人で1ヶ月、だいたい3ヶ月もすれば、
簡単な加工ができるようになります。
※重いモノを運ぶといった肉体労働ではありません。
材料や刃具のセット、プログラムの入力、
稼働状況の確認や完成品の検査といった業務が中心ですから、
体の負担はあまりありません。
ですから、男性・女性を問わず仕事ができます。
◎興味があれば、将来はCADを使った設計の仕事でも、
活躍するチャンスがあります。
CADの経験者やCADの勉強をしたことがある人は、経験を活かせます。
加工用データを作るCAMの仕事でも、コンピュータを使いますから、
コンピュータを使った仕事をやりたい人なら、面白いと思いますよ。