自動車メーカーなどの製造現場で稼働する産業用ロボットの動作シミュレーション業務。
【具体的には】
主に、自動車メーカーの製造ラインで溶接や塗装を行う産業用ロボットが適切に稼動するように、その動作をコンピューター上で3Dシミュレーションしてデータを作成する仕事です。
また、溶接や塗装の設備に据え付けられる治具の設計に携わることもあります。
車種やパーツによって異なる部品の形状やサイズに合わせて、どのような部品でも問題なく加工できるように治具を設計します。
3Dシミュレーションや治具の設計では、主に3D CADを使用します。
二次元のCADの経験しかない方でも、操作方法も含めて一からレクチャーしていきますのでご安心ください。
【業務に慣れてきたら…】
溶接や塗装の工程に必要な産業用ロボットの3Dシミュレーションを一工程分、基本的には一人で担当していただきます。
たとえば一つの工程で8台のロボットが必要な場合、それらの動きを連携させる必要があるため、8台すべての3Dシミュレーションを担当します。
作業はおよそ1カ月間かけて行いますが、一人前になれば無理なくこなせるボリュームです。