自動車、家電製品、ロボット、ドローン等に使用されるモータ制御モジュール開発・設計等日本電産ではモータのベクトル制御、ステッピングモータのブラシレスDCモータへの置換など、マイコンの応用を進めてきましたが、このたびマイコンの制御範囲を全面的に拡大し、モータそのものをマイコンで制御するインテリジェント・ドライブ技術を確立しました。
モータのインテリジェント化が進むと、モータ自身が周囲の情報を取り込むセンサとしても機能することになります。
それらの情報をIoT(Internet of Things)で集めて分析することにより新たな付加価値が生まれます。
日本電産ではこの様な視点から、今後もモータをより高度でインテリジェントなものへと進化させていくべく、モータ制御モジュール開発を推進する拠点として2016年7月に「宇都宮技術開発センター」を開設しました。
モノづくりは、日々の地道な改善活動の積み重ね。
一朝一夕に結果が出ないのがモノづくりであり、「2020年までに世界No.1をめざす」という目標は、一見無謀にも見えるチャレンジ。
ただ日本電産は過去にも同様のチャレンジを何度も繰り返し、ことごとく成功させて1兆円企業に成長しました。
飽くことのない成長への意欲とチャレンジ精神こそ日本電産の強みであり、圧倒的なスピード感の中で他では得難い経験が待っています。