無線機能が搭載された製品の測定をお任せします。
電気製品から出る電磁波の測定をお任せします。
扱う製品は、発売前の無線機器、自動車搭載装置、AV機器、IT機器などの身近な製品です。
主に使用する測定機器は、「スペクトラム・アナライザー、受信用アンテナ、妨害波測定器、信号発生器、オシロスコープ」等です。
【業務の流れは…】
クライアントから製品のサンプルとスペックが届きます。
▼試験プランを決定します。
▼試験所にてEMC/無線規格に適合しているか試験。
簡単な機器であれば1~2時間、複雑な仕様のものは1~2ヵ月かかることもあります。
▼試験結果の英文レポートをチェックします。
英文レポートは定型フォーマットがありますから、英語を読むことに抵抗がなければ大丈夫です。
基本的に認証機関は、製品に対する直接的な提案やアドバイスはできません。
あくまでも測定・評価の結果を正確に伝えることです。
技術の進歩とともに、各国の規格も変化していきますので、常に新しいことにチャレンジしていく意欲が大切です。
≪EMC試験とは…≫電気機器などが機器内部および外部からの妨害電磁波に対して、その機能・動作が阻害されないかを測定する耐性試験であり、大きく分けて2つの試験があります。
(1)EMI(エミッション)試験製品そのものが電磁波を発する場合にその周囲の機器に与える影響を調べます。
(2)EMS(イミュ二ティ)試験妨害電磁波を受けた製品の耐性を調べます。
☆どちらも、人体に影響を与えるレベルの妨害電磁波を生じないかが重要なポイントです。
また、試験場の利用コストと効果のバランスを考え、昼間にお客様が立ち合い、その場で対策を行う≪立ち合い試験≫動作方法などを確認して試験を行う≪依頼試験≫があります。