キャンピングカーの内装を中心とした、製造から修理、各種パーツの設置や整備などになります。
勤務地となる埼玉工場には、外装部門・内装部門・メンテナンス部門という3つの部門があります。
今回は内装部門とメンテナンス部門を中心に幅広く関わって頂きます。
まず、外装部門がベースとなるバンやトラックの屋根やボディ部分を取り外し、イメージでいうとオープンカーのような状態にします。
その後、海外の工場でつくられたシェルのフレームを乗せ、内装部門がソファーやテーブルの製造をはじめ、キッチンや冷蔵庫などの家電を配置します。
納車後は、メンテナンスがあれば関わっていきます。
●1台にかける期間は…軽などの小さいモノであれば5日間。
大きなモノだと1ヶ月ほどかかります。
使用するのは建築道具などになるので、内装工や工具屋、電気関連の仕事をしていた方は経験を活かせると思います。
●難しいからおもしろい。
大型タイプは搭載するパーツも増えたり、電気系統の配線などが複雑になるケースが多く時間もかかります。
特に難しいのはシャワールーム(温水)を取り付ける場合。
お湯を沸かすガスボイラーや貯水タンクの設置など、水回りの配置は間取りとの戦いになります。
しかし、これをしっかりと組み込めた時は大きな達成感を得ることが出来るはずですよ。
また、車体の前後左右の重量バランスも気を付ける必要があります。
最近では、ソーラーパネルを取り付けて自家発電をする方も増えています。