電力会社発電所では、蒸気やガスの熱エネルギーによって回転するタービンが発電機を回転させて発電が行われています。
このタービンの主要部品であるブレードは翼をねじったような形状で、高熱の中で高回転するため特殊金属製で高度な精度と平滑性が要求されます。
当事業所では、機械加工を終えたブレードの最終仕上げである研磨を手作業で行っています。
作業はベルト状のサンドペーパーが回転するベーダ―マシンと砥石が回転するグラインダーを主に使用します。
サンドペーパーと砥石は研磨する箇所の形状により多くの種類があり、これらを巧みに使って100分の1ミリの精度に仕上げるため、高い技術が求められる作業です。
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