指定の工事現場を訪ねて現地試験を実施するほか、採取した生コンクリート(供試体)を持ち帰って圧縮強度試験を行います。
試験結果の報告で完了です。
【仕事の流れ】
訪問する現場は、一戸建て住宅、マンションなどの建築物から、橋梁・道路などの土木分野までコンクリート建造物全般です。
現場にて生コンクリート車から供試体を取り、空気量測定試験や、生コンの沈み幅を確認するスランプ試験を実施します。
実施時間は合わせて30分程度です。
型枠(テストピース)に入れて持ち帰った供試体を機械でプレスして圧縮強度を測ります。
結果が確定するのは28日後。
試験結果を施主様に郵送で報告して完了です。
【ここがポイント】
業務を行うには「一般コンクリート採取試験技能者」という認定資格が必要。
入社後はまずこの資格取得を目指します。
資格認定団体の実務講習を受ければ経験1年未満でも受験資格が得られるので、当社では講習に通って頂くとともに、自社でも合格に向け指導します。
試験は年4回受験可で、ほとんどが1回で合格。
費用は全額負担します。
資格取得までは先輩に同行し業務を学びます。
業界団体の登録会社として信頼度と安定性は保証付き!住宅メーカーがコンクリ採取試験を依頼する一般財団法人建材試験センターと連携。
2015年から千葉県の管理会社として案件を一括受注し、現場に応じて自社や県内の他社に振り分けています。
さらに2015年、審査のハードルの高い、東試協(東京都建築材料試験連絡協議会)の一般コンクリート採取試験会社に登録されました。