自動車部品などに施す独自技術、TD処理の生産技術◎未経験からモノづくりに不可欠な技術が身に付きます自動車部品を作るための金型やダイカストピンなど、小物部品に施すTD処理の工程設計、工程改善、保全といった生産技術業務をお願いします。
入社後まずは、現場で行う処理作業からお任せします。
~現場で行う処理工程~◆外観・硬検査(キズ・へこみ・硬さなどの検査)↓◆前磨き(コーティング前の磨き)↓◆段取り(処理を行う前の前準備)↓◆焼き入れ・TD処理(薬剤の量・処理時間などの設定)↓◆加工後の磨き(研磨機で磨きます)↓◆曲り取り(製品の曲りを寸法通りに矯正)各工程は難しくない単純作業です。
以上の各工程を3ヶ月ほどかけて身に付けます。
時間はかかりますが、効率的な現場管理を行ったり、製造工程を理解するための“学ぶ時間”と捉えていただければと思います。
~現場を覚えたら、現場管理へ~現場での処理工程を身に付けたら、2~3年をめどに徐々に生産技術業務に移行していきます。
金型部品やピンを作るお客様が望むコストや納期に応えるため、工程管理や改善、設備保全など、現場の環境を整えてください。
~技術営業的な側面も~ゆくゆくは、最終的に小物製品が使われる自動車メーカーへ、部品メーカーと共に伺い、技術営業のような役割も担っていただきます。
自動車メーカーの生産技術や購買担当を相手に、強度やコスト、納期などをヒアリング。
求められる強度を満たす薬剤の量や処理時間など、試行錯誤を繰り返しながら最適値を導き、量産にこぎつけたときの達成感はひとしおです。
場合によっては、生産に必要な設備は自社で開発することも。
この段階に辿り着くのに、5~6年かかります。
焦らずいきましょう!~製品の最終納品先~・トヨタ自動車・豊田自動織機・本田技研工業・日産自動車・三井金属鉱業