住宅や駅舎、学校の校舎などに使用される木材の加工データをCADで作成する仕事■あなたにはCADオペレータとして、当社で扱うプレカット木材の加工データを作成する業務に就いて頂きます。
昔で言えば腕の立つ大工さんが、木の質を見極めてカンナをかけ継手を作り…と施工現場で行っていた作業を、工場の設備で再現していく、そんな感覚の仕事になります。
■まずはお客様であるハウスメーカー・設計事務所・工務店さん等から頂いた住宅の意匠図(平面図・立面図・矩計図など)を元に、住宅の軸組みの設計をし、構造伏図(加工図)を作成します。
その構造伏図を使い、大工さんや設計士と電話やFAXで打合せを行い、詳細を決定。
場合によっては現地確認をするケースもあります。
その後実際の加工データを作成し、工場にて専門スタッフが木材を加工、建築現場に納品。
これが基本的な仕事の流れとなります。
■木材の加工とは、本当に奥深い技術です。
ただ既存のデータを当てはめていくような作業ではなく、建造物や木材そのものの特性をしっかりと理解し、最適の加工方法を随時判断していく必要があります。
古くから伝わる技術・ノウハウも無数に存在しますし、幅広い見識も要求されてきます。
現在は建築士の方でも、木造の軸組みまでは理解している人は決して多くはありません。
じっくり経験を積んでいくと「木材のことならあの人に聞こう」と設計士や大工さんから頼りにされるようになります。
■当社には、高い技術を持つ先輩が多数在籍しています。
また、業界内でも特に品質に厳しいと言われている『住友林業の家』で採用されているように、当社製品には高い評価が寄せられています。
しっかり技術を学んでいくには、ベストの環境だと思います。