自動車製造工場などで使われる機械のメンテナンス、修理、改造など
●ほとんどが未経験スタートです!工作機械には「旋盤」「フライス盤」「研削盤」などの種類があり、扱うのはこれらが中心になります。
部品交換で済むような修理は出張も行いますが、改造など、大掛かりな作業は当社の工場で移動して行います。
◎修理まずは、どこが悪いかを調べ、その対処をします。
悪くなった部品を交換したり、鉄くずなどが引っかかっていたら取り除いたり。
10年、20年前に作られた古い機械などは、もう部品が手に入らない場合があるので、そんな時は当社で部品から作りますが、そのやり方も徐々にお教えしますよ。
◎オーバーホール一度、部品単位に全てバラバラに分解して、また同じように組み立てることを言います。
掃除をしたり、傷んだ部品を交換することで、新品のように機能がよみがえります。
故障したときだけでなく、メンテナンスとして、定期的にオーバーホールをし、機械の状態を順調に保つ場合もあるんですよ。
◎改造部品の交換ではもとに戻せないときや、古くなった機械を新しく便利に生まれ変わらせたいときには改造を行います。
昔の機械に新しい機能をプラスする改造を「レトロフィット」といいます。
わかりやすく車に例えれば、エンジンが壊れた車のエンジンを取り換えるのではなく、モーターを積み替えて電気自動車にしてしまう、みたいなイメージ。
機械に新しくパソコンを取り付けたりもします。
■最初は先輩と一緒に機械の掃除など簡単なことからスタート。
やっていくうちに、「音を聞けばどこが悪いかわかる」など職人的な技術も身に付きます。
作ったメーカー、作られた時代などで構造は違いますが基本は同じ。
いろんな仕事を手がけながら、経験値を積んでいきましょう機械系統をマスターしたら、電気系統、システムなどの制御系統といった具合に、その先の領域もありますよ。
もちろん電気やシステムなどが得意な方は、その方向で技術を磨くのもOKです。