ワイヤー加工専用の機械を操作し、オーダー通りにワイヤーを加工する仕事束状になったワイヤーを機械に通し、加工を施す作業です。
製品は主に、自動車シートの骨組みに使われます。
~未経験でも大丈夫~入社していきなり、機械に触れることはありません。
まずは製品の箱詰めをしながら実際の製品に触れ、扱うモノについて知ることから始めましょう。
空いた時間には、機械を操作する先輩の作業を見る機会も。
おおよその製品知識が身についたら、いよいよ機械に触れますが、まずは操作方法や機械でできる加工法など、基本を学びましょう。
機械で使われる言語は全て英語表記なので、その点も鑑みた丁寧な指導をしますよ。
~一人前になるまでは約2年~導入期間が終了したら、現場での機械操作をスタート。
機械は、『プログラム』と言われる作業指示を打ち込むと、その指示通りの加工を施してくれるという仕組みです。
「ワイヤーを曲げる」などの加工自体は機械が行うので、簡単そうに感じるかも知れませんが、実はかなりの技術が必要。
依頼をもとに“曲げ”の角度や強さといった加工方法をイメージし、その通りの『プログラム』を考えられるようになるには、多くの経験を重ねなくてはなりません。
そのため、最初は既存の量産品をお任せします。
既製品は前回のプログラムを活用するのですが、前回のままだと誤差が生じてしまうので、それを修正して再入力し、プログラムの知識を付けます。
その後、イチから1人でプログラミングをお任せしますが、最初にお任せするのは試作品なので、まずは精度を気にせず、いっぱい機械に触れてプログラムの仕組みに慣れてください。
ゆくゆくは製品化するものをお任せします。
一人前になるまでにかかる時間はおよそ2年。
じっくりと一生モノの技術を身につけてください。