地盤調査の調査データを解析し、工事設計及び見積書までを作成します。
○解析地盤調査部隊から上がってきたデータを基に解析に取り掛かります。
調査方法は、主にスウェーデン式サウンディング調査。
解析にあたってデータと向き合うと同時に考えることは、クライアント様がその土地に何を建てるのかを把握します。
木造の2階建てなのか、鉄筋コンクリートの建物なのか、設置荷重は解析するにあたり必要な情報です。
ちなみに現在は「ベタ基礎」が主流。
N値、許容支持力などのデータから、地耐力を判断していきます。
解析には数値的なものだけでなく現場の状況、いわゆるロケーションを考慮する必要もあります。
平地と埋立地・山地では、データが大きく異なりますし、人工的な構造物や造成地などにより、地盤の状況が変わることが多いからです。
また、解析には地形図や古地図も手放せません。
上記のような様々な情報やデータを基に解析を行ないます。
○設計解析データから、地盤改良工事が必要だという判断に至った場合には最適な工法を導き出します。
例えば、何mの杭を何本支持層まで打ち込む、支持層がないので摩擦杭でいく、擁壁があるから偏芯したほうがよい、設計段階でここを工夫したら工事費がいくら削減できる、など。
クライアント様のニーズに応えるため、安全且つ安価な工事を提案します。