ゴルフクラブ製造工程における工程管理業務具体的な仕事内容■□■具体的な仕事内容■□■<新製品の立ち上げ(年3回)>
開発部との新商品製作についての打ち合わせに始まり、
製造ライン調整、人員配置、機械調整、作業工程のマニュアル作成などを行います。
製品によっては既存のラインではできないものもあり、新しい機械を導入することもあります。
その際は、機械メーカーとの折衝を行うので、機械設計や仕様設計の知識が必要です。
これら毎年レベルアップする製品群に負けないように、技術や知識を磨くのはもちろん、
他部署との連携を密にすることで、より良い製品が生まれます。
実際に組立作業を行う製造部の人たちが困らぬように、作業計画を構築していきます。
<工程改善>
コスト削減、材料選定の吟味、人員配置など、一連の製造にかかわる流れの中で、
無駄や無理がないかを見極めます。
現場がどうなっているのかを知り責任を持つためにも、
製造部へ指示を出す前に、「自分たちでまずはやってみる」ことを徹底しています。
もちろん製造部と共に意見交換は必須です。
見極める中で、新しい取り組みを行うことで発生する工程開発も含まれます。
新製品立ち上げなどの新しい機械導入は、ここからも生まれることがあります。
人に頼りすぎない、誰でもわかる、誰もができる組織作りが必要です。
<品質管理>
完成品のばらつきを無くすことは最重要です。
キズ、強度不足などをサンプリングから機械検査を実施し、データを集計、今後に生かします。
もし、不良品が大量に出たとなると、それは作業計画を作成した生産技術部の責任でもあるのです。
特に、新製品の生産を開始した時期は、普段以上に気を抜かずに緊張感の高い雰囲気の中、検査が行われています。
データと熟練された技術の両輪で、他部署との協力のもと、最高の製品を完成させることを目標にしています。
優れた性能や高い機能だけに留まらず、お客様に満足感や安心感、
そして商品を使った時に得られる爽快感までも意識したものづくりで、
美しさと機能性を持ち合わせたクラブを提供しているのです。
チーム/組織構成開発部、製造部など他部署との連携が不可欠なポジションです。