橋、学校、家などに使用されるコンクリートの品質管理固まる前のコンクリートは生もの。
刻一刻と状態が変化していくので、3段階で管理します。
1)原料の管理コンクリートの原料になる砂や砂利、砕石。
これらは同じように見えても、毎日微妙な違いがあります。
例えば砂の湿り気だったり、砂利の粒の大きさだったりそれらの「バラツキ」を検査します。
2)作りたてのコンクリートの管理コンクリートは原料をレシピ通りに混ぜ合わせることで作られます。
しかし原料にも「バラツキ」があるため、微妙な調整が必要になります。
その調整が上手くいっているかの確認をします。
3)建設現場での管理使用される前の最終チェック。
軽の1BOXに検査機器を積んで現場へ。
ここでの管理をおろそかにすると後々コンクリートのひび割れなどに繋がることもあるので丁寧に行います。
基準に満たしていない場合、コンクリートを運びなおすこともあります。
◎現場に向かうのは1日多くて3~4件。
1件もない日もあります。
生ものを扱っているので車で30分圏内程度の現場を回ります。
◎現場監督さんや職人さんで怖い人には会ったことがありません。
しっかりとコンクリートの知識を身に付ければ、むしろ優しくしてくれます。
(試験員の実体験より)※パソコンスキルのある人は活かせます。
(エクセルでマクロが組める等を必須で求めてはいません)(グーグル検索ができる程度でOK。
他はゆっくり覚えて下さい)