様々なメーカーで使われるバリ取りロボットシステムやオーダーメイドの専用機の機械・電気設計機械設計、電気設計の流れは、それぞれ以下の通りです。
≪機械設計≫◆仕様取り決めバリ取りロボットシステムにおいては、顧客のワーク材料により、既存品をカスタマイズして対応。
↓◆材料手配アイデアを実現するのに必要な材料を手配。
↓◆CADを使って図面を作成自分で設計する時もあれば、協力会社と進める時もあります。
≪電気設計≫◆仕様取決めロボットにどんな動作をさせたいか、機械設計者から要望をヒアリング。
お客様から直接聞く場合もあります。
↓◆ハード設計動作を実現するための配線構成、制御盤のレイアウト、それに伴う材料の選定。
↓◆ソフト設計PLCにラダー方式でプログラムを書き込み、その後、設備に搭載するタッチパネルのデザインをします。
*機械・電気ともに、設計内容が承認されれば、製造を開始。
自社で組立、塗装、設置まで行うので、自分が設計した完成品が動く光景を、間近で見ることができます。
また、設置の立ち合いのため、年に2、3回海外出張もあります。
~設計物について~≪バリ取りロボットシステム≫バリの出方にはバラつきがあるため、自動化には、その揺れを考慮した設計が必要。
確立した技術のない、難しい分野です。
特に当社が手掛けるものは、マシニングのように単純な直交軸ではなく、 様々な角度から加工できるロボットシステムを採用。
同様の規格でバリ取り機を作っているのは、国内では当社も含め3社。
ニッチな分野なので競合も少なく、トヨタ自動車が定める「TMS規格」で認められる高い性能を有しています。
自社ブランドのバリ取り機は基本、取引先に合わせカスタマイズする設計なので、設計者への無駄な負担がありません。
≪オーダーメイドの専用機≫お客様のオーダーに合わせ、仕様の取り決めから材料の手配、図面の作成、組立フォローまで行い、一品一様の専用機を作ります。
また、バリ取りロボットシステムと専用機を融合させる、当社ならではの設計案件もあります。