パワーステアリング・サスペンションなど車載用シャシーシステムのECUハード設計開発担当いただくのはECUの開発ですが、ECUはそれ単体で何かの機能を果たすわけではなく、制御対象であるメカと一体となり、初めて部品として機能します。
その点、私たちのECU開発環境は、すぐ隣がメカの担当部署。
最初から一緒に検討を重ねるため、意図したとおりの制御が行われているか、確認・調整しながら開発を進めることができます。
またECU一体型で部品を提供できることは、完成車メーカーに対する大きな価値。
私たちのビジネスにとっても、大きな利点となっています。
人が感じる「快適さ」を、どう数値化し制御するか。
センシング技術の進歩により、得られるデータは多様化しています。
当然、車内通信のパケットは増加し、バス幅も拡大。
セキュリティ技術も、重要性を増しています。
だからといって、最先端規格の半導体を即座に導入する、というわけにはいかないのが、車載ECUの開発。
何より重要なのは安全である、ということ。
不具合が発見されたから更新ファイルを自動配信、は許されないのです。
自分が開発するECUは、人の命とつながっている。
責任があるからこそ誇りを持てる開発が、あなたを待っています。