ご希望やスキルに応じて、「自動車用防振ゴム」または「機能性樹脂部品」の設計を担当していただきます。
具体的な仕事内容■自動車用防振ゴム自動車用防振ゴムの開発設計を担当します。
・完成車メーカーや自動車部品メーカーとの仕様擦り合わせ・開発設計・生産技術部門と連携して、量産化に向けた工法開発・成形条件検討・金型仕様検討・製品設計図面の作図・配合材料の検討及び試作、評価業務
など※防振ゴムとは
自動車の走行時に必ず生じる振動を抑え、安全性と快適さを維持する重要な部品です。
当社の主力製品であり、世界トップシェアを獲得しています。
■機能性樹脂部品高機能樹脂製品として新規事業領域となる、キャニスターモジュールやバルブ・フィラー配管システムの開発設計業務を担当します。
(1)キャニスターモジュール
エンジンルーム内にある黒い筒状部品で、
燃料タンクとエンジンの間に搭載され、ガソリン燃料等の蒸散を防ぐ機能を担います。
熱膨張した気化燃料を一時的にキャニスタに取り込み減圧することで、
燃料経路の継ぎ目などからの燃料排出を防止するため、環境対策製品でもあります。
材料には耐衝撃性・耐振動性に優れるナイロン樹脂が採用されているほか、
グラスファイバー入り樹脂材料も検討されています。
(2)フィラーパイプ
燃料注入口と燃料タンクをつなぐ太いパイプです。
素早く、確実に燃料が入るよう、吹き返しのないように配慮して設計します。
燃料タンクとフィラーパイプは軟らかいラバーホースで繋がれ、
追突時でも燃料が漏れない構造になっています。
従来の主流だった金製に替わって、近年は樹脂も広く用いられています。
チーム/組織構成求められるニーズに対し、「どうすれば出来るのか」を考え抜く社風です。
これまでにも、ゴム材料に電子制御が可能な技術を付加することに成功する等、世界トップシェア製品を支える技術力を活かし、世に新たな価値を提供してきました。
一人ひとりが責任とやりがいを持って業務に取り組める環境です。