椅子のカバーを剥がし、新しいウレタンを敷き詰め、新品同様に仕上げる椅子張り職人◎お客様の注文に合わせて、椅子の採寸、カバー(張地)、ウレタン(クッション)の仕様を決めます。
設計、木枠制作、下張り、裁断・縫製、張り、仕上げの工程があります。
◎始めは先輩の指示に基づき、アシスタント業務から徐々に仕事を覚えていきましょう。
一人前になるには5~10年はかかります。
焦らず丁寧な仕事を心がけてください。
十分な品質を担保した後に、製作時間の短縮を図っていきましょう。
狭い世界ですが、絶対になくてはならない職人技。
時間がかかる分だけ、一生食べることに困らない仕事です。
◎椅子に求められるのは、まずは安全で頑丈なつくり。
丈夫な椅子の骨組をつくるため、仕様に合わせ木材を切って組み立てます。
職人としての勘とも言える技が光ります。
◎例えば座り心地を左右するウレタン選びなども重要。
取引先のあるウレタンメーカーは数社あり、種類も豊富、特性も異なります。
複数の種類を重ね合わせて使用することもできるので、 どれにするか悩ましくもやりがいがあり、奥が深いです。
◎既存のお客様との距離も近いです。
注文を直接頂ける環境ですので、数字を追いかける必要はなし。
打ち合わせから現場にて寸法の確認、見積書の作成、職人への発注、納期までの進捗管理、納品をお願いします。