トヨタ自動車をはじめ様々なメーカーで使われるバリ取りロボットシステムやオーダーメイドの専用機の設計そもそも製品のバリとは、応力集中などによる偏摩耗から発生するもの。
バリの出方にはバラつきがあるため、バリ取りの自動化には、その揺れを考慮した設計が必要。
実は確立した技術のない、難しい分野なのです。
特に当社はマシニングのように単純な直交軸ではなく、さまざまな角度から加工できるロボットシステムを採用。
同様の規格でバリ取り機を作っているのは、国内では当社も含め3社。
ニッチな分野なので競合も少ないですし、当社製品はトヨタ自動車が定める「TMS規格」で認められるなど高い性能を持っているんですよ。
基本のバリ取り機を、取引先の製品に合わせカスタマイズする設計なので、設計者への無駄な負担がありません。
また、専用機の依頼も多数あります。
こちらは基本的にオーダーメイド。
仕様の取り決めから材料の手配、CADの操作、図面の作成、組立フォローまで行います。
また、「溶接ラインの中にバリ取りロボットシステムを組み込む」などロボットシステムと専用機を融合させる、当社ならではの設計案件もあります。
分からないことは周りの人に聞いてください。
丁寧に教えます。
【設計の流れ】
◆仕様取り決め※バリ取りロボットシステムにおいては、顧客のワーク材料により、既存品をカスタマイズして対応。
↓◆材料手配※アイデアを実現するために必要な材料を手配してください。
↓◆CADを使って図面を作成※自分で設計する時もあれば、協力会社と進める時もあります。
↓◆顧客への図面説明会※今は一部のベテラン技術者が担当しています。
↓◆組立・納入、納入フォロー※自社で組立~塗装まで行っているので、自分が設計した完成品を間近で見ることができますよ。