宇宙飛行士、運用管制官、および民間企業への訓練業務。
日本実験棟「きぼう」運用に関わる技術評価。
具体的な仕事内容
【インストラクター業務】
◆ISSに搭乗する宇宙飛行士への訓練◆ISSに搭乗する各国の宇宙飛行士に対して、日本実験棟「きぼう」や宇宙ステーション補給機「こうのとり」のシステム機器操作を訓練します。
宇宙飛行士が来日するタイミングで行うため、年間10回程度。
1人につき、1~2週間の訓練を3回実施します。
電気、通信、熱制御、ロボットアーム、機構系、環境制御、宇宙実験など、幅広い分野の担当があり、まずは専門となる分野をひとつ習得し、徐々に複数分野を担当、いずれは全体をマネジメントしていく立場へと成長していきます。
◆「きぼう」・「こうのとり」運用管制官への訓練◆筑波宇宙センターの管制室にて、運用管制官に向けたシミュレーション訓練を行います。
大掛かりなシミュレーション訓練は年間20回程度。
個別の運用管制官に向けた強化訓練や新人育成訓練は、数多く行います。
こうした訓練プログラムの作成から、訓練全体のマネジメントまで、当社のインストラクターが企画し、実施していきます。
◆民間企業への訓練◆宇宙飛行士および運用管制員の訓練で得られた訓練ノウハウを民間企業のお客様に合わせて、カスタマイズして提供しています。
例えば、プラント運用管理者、プラント運用オペレーター、設備運用オペレーター、システム運用監視エンジニア、メーカーエンジニア、チーム医療従事者など、複雑で煩雑な運用監視業務が必要になる現場やチームオペレーションを行うすべての職種やプロジェクトに対応しています。
【技術評価業務】
◆宇宙実験棟の運用に関わる技術評価◆◎「きぼう」のシステムや搭載実験装置に対し、電力、通信、熱、流体、機械、構造等、さまざまな技術的視点でサポートします。
◎運用中に発生したさまざまなトラブルについて、JAXAとともにリアルタイムで問題解決。
◆将来の宇宙技術研究テーマへの取り組み◆◎ISSで培った技術の蓄積を活かし、将来の月・惑星探査に向けた技術開発と応用。
◎現在開発中の新型航空機に対する技術協力(安全運行)に貢献。
◎民間訓練に対する技術サポート。
チーム/組織構成20代~40代のメンバーが中心です。
他業界で培った技術を活かし、活躍しています。