特許庁における任期付職員として採用後、特許審査官補として2年間の研修を経て、3年目からは特許審査官として活躍できます。
再採用制度もあり。
全世界から受け付けた全技術分野の特許出願を技術的観点、法律的観点から精査し、排他的独占権である「特許権」を付与するか否かの判断を行うのが、特許審査官の任務です。
【具体的な業務内容】
◆発明内容の理解出願書類を読み、発明のポイントや背景を把握、理解することが、特許審査の第一歩です。
◆先行技術調査国内外を問わず、特許文献、学術論文等のデータベース(約5400万件)から、過去に類似の技術がないかを調査。
出願人の訪問調査も行います。
◆特許性の判断先行技術調査の結果をふまえ、特許にできるかどうかを判断します。
特許にできない場合はその理由を出願人に通知。
論理的な文章構成力が求められます。
【あらゆる分野の専門家集団です】
審査の際に判断に迷う点があれば、専門分野の担当者に声を掛け、議論することもしばしば。
自身の専門分野だけでなく、様々な技術分野を幅広く知っていけるのも仕事の面白さです。