山の斜面の地すべり対策工事におけるボーリング作業全般をお任せします。
■工事■●土砂が崩れないようにするため、ボーリングマシーンで斜面に穴を空けて水抜きをします。
また、硬い岩盤にまで土を止めるために鉄筋やワイヤーなどを入れ、ボルトで固定をする作業もあります。
この工事を行うために排水路を作ったり、切った山の法面(のりめん=人工的な斜面)を保護するため植生マットを敷いたり、法面のフレームを作ったりと様々な工程が発生します。
この工程の各々は専門性が高いため、下請け業者と協働でスムーズに工事を進めていきます。
その下請け業者の手配や指示・監督、手配した材料の検収や保管の作業も行います。
●現場作業の写真を撮り、工程ごとに整理して保管をし、行政に提出する書類等を作成します。
★1案件は2、3ヶ月~1年ほど。
県内が中心です。
■調査■計画(公共構造物や道路、橋など)対象地域の現場の地質について調査を行います。
ボーリング調査・踏査がメイン。
●ボーリング調査は機械を使って穴を掘り、コアと呼ぶ円柱状の土質を採取。
深度によってどういった土で、その土のN値(土の締まり具合)を触ったり見たりして地質の状態を判断します。
●現場踏査は計画対象地域に行き、その環境を目視で確認。
山岳地帯では地表面に亀裂が入っていたり、地下水が湧いていたりなど、調査目的物によって確認事項は様々です。
山の斜面など、道がない箇所や藪の中などをカメラやポールを持って歩き、状況を記録していきます。
すべての調査は、調査目的物の設計を行うための基礎資料になる重要な調査。
これをまとめて報告書を書いたり、更に詳細な調査を行う場合は専門業者を発注、管理・指示を行ったりもします。
※まずは、ボーリングオペレーターの仕事に慣れていただきゆくゆくは調査の仕事もお願いできればと思っています。