機械および手作業による特殊ガラスの加工作業は金属加工用の旋盤などをガラス加工用に改良した機械を使います。
とはいえ全自動というわけではなく、手先の感覚がものをいう仕事。
簡単な作業ではありませんが、現場のベテランスタッフが1つひとつ丁寧に教えます。
じっくり技術を習得して、一人前の“職人”に成長しましょう!
【新木場工場の製造工程】
■素材メーカー様からガラスの元となる「生地」を購入。
スライスされた状態の生地を研磨して透明にします。
(製品によっては研磨しないものもあります)↓■ガラスをガラス切りと定規を使って四角くカット。
さらにカットしたガラスの角を取り、多面体にします。
(これを「耳落とし」といいます)↓■細かい欠片をとり、旋盤とよばれる機械に乗せ、丸く円筒形に加工。
↓■最後に「面取り」と呼ばれる加工をし、製品として完成。
新木場工場は、現在4名の技術者が活躍中。
主任以外は経験1年~10年で、30代の若手スタッフばかり。
全員、未経験スタートでしたが、今や当社の核となる存在に成長しています。
【茨城特殊硝子の製造工程】
■素材メーカー様から購入した、スライス状態のガラス素材を水で洗います。
↓■ガラスの表面を手作業で研磨し、決められた寸法に成形します。
(製品によっては研磨しないものもあります)↓■研磨したガラス素材を専用の研磨機に乗せて加工。
終了後に1本1本確認し、上手く加工できていないものは手作業でフォロー。
↓■今度は別の研磨機を使用し、再度加工していきます。
↓■最後に強化炉で加工をし、製品として完成。
茨城特殊硝子は、4名(男性2名、女性2名)が活躍中。
勤続51年の工場長をはじめベテランスタッフによって構成されています。
新木場工場と同じく、全員が未経験からのスタートでした。