機械加工を中心とした実習授業や社会人育成講座での技術指導のほか、各種実験装置の製作など。
<具体的な業務>■ 実習の指導 ■
機械工学科およびロボット理工学科の学生を対象とした加工実習等の指導が主な業務です。
現在6名の教育技術員で、40~50名程度のクラスをグループに分けて指導しています。
実習内容は、汎用工作機械(旋盤、フライス盤、ボール盤)による
加工実習、溶接、板金加工実習、エンジンの分解・組立実習などです。
■ 社会人育成 ■
行政機関や企業と連携した人材育成事業も進めています。
その取り組みの一環として、商工会議所や、企業から直接依頼を受けて
機械加工技術講座を開いています。
技能検定3級程度を目指した講座も開講しています。
■ 学内行事への協力 ■
工学部はオープンキャンパスの目玉です。
実習室を開放し、機械加工の体験やデモンストレーションなどを開催します。
また、小学生や保護者の方を対象としたイベントもあります。
あらゆる世代の方に、ものづくりの楽しさを伝えてください。
その他、学内の研究・取り組みを披露する中部大学フェアに出展し、
実習室の現状を紹介するほか、活動の成果は学内報告会で積極的に発表しています。
■ 依頼加工への対応 ■
学内では工学部や、医療系の学科など、さまざまな講座で研究・実験を行っています。
実習室ではその設備を活かし、実験装置の加工・製作も行っています。
また、4年生の卒業研究に必要な支援、指導も行います。
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機械創成実習のカリキュラム==================<1年生春学期>
135分×15週オリエンテーション後、クラスを5つほどのグループに分け、ローテーションで各種工作機械の実習を行います。
旋盤/フライス盤/ボール盤/溶接/NC工作機械など<1年生秋学期>
135分×15週実製作や、製品の分解・組み立てを通してものづくりの一連の流れを体験します。
(1)ラボジャッキの製作(2)NC旋盤を用いたペーパーウェイトの製作(3)100ccの4サイクルエンジンの分解・組み立て<3年生春学期>
180分×15週実習室内にあるさまざまな素材と加工機械を使って、決められたコースを時間内に完走するマシン製作に取り組みます。
授業最終日は製造マシンによる競技会です。