東京ビッグサイト、幕張メッセ、パシフィコ横浜などで行われる展示会・イベント用ブースへのクロス貼りなど展示会やイベントの現場にて、木工大工スタッフが組み立てたブースにクロスを貼っていきます。
状況に応じて、グループの工場(船橋市)で、事前に部材をクロスを貼ってから現場に搬入することもあります。
その場合、運搬時にクロス表面に傷がつくことがあるので、現場で補修も行います。
【仕事の流れ】
<ノリづけ>ノリを調合して、機械にセットします。
調合の際にダマになってしまうと、仕上がりにも影響が出るので丁寧に作業していきます。
クロスを機械にセットし、均等にノリ付けします。
▼<クロス貼り>シワが寄ったり気泡が入らないようクロスを慎重に伸ばしながらブースに貼っていきます。
一緒に貼る仲間と、餅つきのように呼吸を合わせることが大切です。
貼り終えたら、余った部分をキレイにカット。
必要に応じて補修も行います。
▼<補修>クロスを張った後に、作業が入ることが多いので、傷やしわになっている所を、補修していきます。
完璧に仕上がったブースを前にすると、大きな仕事を成し遂げた爽快感があります!※展示会・イベントのほかにも、店舗の内装・設営工事を手がけることもあります。
【未経験の方の研修】
クロス貼りは「試しに、これに貼ってみて」といった練習ができる仕事ではありません。
なので、研修=実践!どんどん現場に出て先輩の補佐をしながら仕事を覚えてもらいます。
平たくて貼りやすい箇所、外側から目立たない箇所などからはじめて、少しずつ、任せられる範囲を広げていきます。
ノリの調合も覚えてもらいます。
すぐにうまくいかなくても、心配はいりません。
習得に苦労した技術ほど、一度身についたら忘れないものです。
慣れてくると、ある時点から、やればやるほど上手くなっていくのが自分でわかるようになり、どんどんやりがいが増していきますよ!